翻訳と辞書
Words near each other
・ エリグロアジサシ
・ エリコ
・ エリコ (ミサイル)
・ エリコ (曖昧さ回避)
・ エリコの壁
・ エリコの戦い
・ エリコットシティ (メリーランド州)
・ エリコネイル
・ エリコフォン
・ エリコン
エリコン KA
・ エリコンFF 20 mm 機関砲
・ エリコンKA 20 mm 機関砲
・ エリコンKB 25 mm 機関砲
・ エリコンKD 35 mm 機関砲
・ エリコンバルザース
・ エリコン山
・ エリコ・ヴェリッシモ
・ エリコ大虐殺
・ エリコ通信社


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

エリコン KA : ミニ英和和英辞書
エリコン KA
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


エリコン KA ( リダイレクト:エリコンKA 20 mm 機関砲 ) : ウィキペディア日本語版
エリコンKA 20 mm 機関砲[えりこんけいえい20えむえむきかんほう]

エリコン KAシリーズ()は、スイスエリコン社の20mm口径機関砲シリーズ。
== 概要 ==
エリコン KAシリーズの最初の製品がエリコン KAAである。これは、当初タイプ204-GKと呼ばれていたもので、第二次世界大戦中に使用されていたエリコンFF 20 mm 機関砲をもとに設計を改良し、また、新開発の20x128mm弾を使用するように変更されたものである。作動機構はエリコンFFと同じAPIブローバック、ベルト給弾式で、発射速度は1,000発/分、初速は1,050m/秒であった。
次に開発されたのがエリコン KABで、これは、当初エリコン 5TGと呼ばれていた。KAAと同じく20x128mm弾を使用する一方、作動機構はガス圧作動式となっている。8発、20発、50発の箱型弾倉またはドラム型弾倉によって給弾され、発射速度は1,000発/分、初速は1,100-1,200m/秒であった。
1970年エリコン社はイスパノ・スイザ社の銃砲部門を吸収した。イスパノ・スイザ社は、独自規格の20x139mm弾を使用するHS.820機関砲を開発しており、これは非常に優れた設計であったことから、エリコン KADとして販売は継続されることとなった。作動機構はガス圧作動式、発射速度は1,000発/分、初速は1,100m/sで、有効射程は1,500mであった。GAI-CO1(HS社時代のHS.639-B3)は、75発のドラム型弾倉1つによって給弾される単装マウントGAI-CO3(HS社時代のHS.639-B4)は、50発のドラム型弾倉、GAI-CO6(HS社時代のHS.639-B5)は、75発のドラム型弾倉2つによって給弾される。また、
1970年代中盤に開発されたGAI-DO1(HS.666A)は、120発の箱型弾倉を2つずつ使用する油圧駆動の連装マウントで、レーダー射撃管制装置で統制される。
また、アメリカは、HS.820に小改正を加えたうえでM139として採用し、M114装甲偵察車の一部などに搭載した。また、次期歩兵戦闘車MICV-65)やXM800装甲偵察車の主武装としても予定されていたが、20mm口径弾では榴弾威力が不足であることから、量産型のM2ブラッドレー歩兵戦闘車では25mm口径M242 ブッシュマスターが採用された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エリコンKA 20 mm 機関砲」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Oerlikon 20 mm cannon 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.